AWANO CLINIC >> Philosophy
お産の方針
>> About Delivery
1. フリースタイル出産
Free Style
当院では、赤ちゃんの「生まれてくる力」とお母さんの「産む力」を最大限に引き出すために、フリースタイル分娩を行っています。産みやすい体勢でお産をし、あたたかく赤ちゃんを迎えてあげましょう。
2. 女性の意思の尊重
Respect
私たち医療者にして欲しい事はもちろん、お産の時に側にいて欲しい人や、お部屋の環境(照明・音楽・室温など)に関しても、あなたの意思を尊重します。
3. 必要十分の医療行為
Necessary and sufficient
陣痛促進剤の使用などの医療介入をできるだけ避け、自然な分娩経過を見守ります。あなたにとって有益なときを除いて、不必要な医療行為(剃毛・浣腸・点滴など)は行いません。母子の危険が考えられる場合には、十分な説明を行った後、陣痛促進や吸引分娩など必要最低限の介入を行います。またそれらの医療介入は産婦人科診療ガイドラインに準拠した方法で行い、必ずあなたの許可を得ます。
4. 陣痛
Pain Management
陣痛の痛みを薬の使用に頼らず、少しでも和らげられるよう助言アドバイスします。
5. カンガルーケア
Kangaroo Care
当院では、お産直後から赤ちゃんを抱っこし、肌と肌が触れ合う状態で一緒に過ごす事ができます。不必要に、許可なくお母さんと赤ちゃんを離す事はありません。
6. インフォームドコンセント
Informed Consent
妊娠中やお産の際に必要な情報は、その都度お母さんに提供します。その一環としてお産前に受講いただく「お産のクラス」があります。
7. 技術習熟
Skills
私たちは全てのお母さんと赤ちゃんの安全なお産のために、常に技術習熟に努めています。
母乳育児の方針
>> About Mother’s Milk
1. 妊娠中からのサポート
Antenatal care
個別カウンセリングやおっぱい教室に参加していただいて、お母さんに母乳育児の利点や授乳の方法などをお伝えし、不安を解消できるようサポートしています。
2. 早期接触・早期授乳
Skin-to-skin
出産後の早期から母乳を飲ませられるようにお手伝いするとともに具体的な授乳方法についても説明します。
3. 母子同室
Rooming-in
お母さんと赤ちゃんがいつも一緒にいて、赤ちゃんが欲しがる時にいつでもすぐに母乳をあげられるよう、母子同室をすすめています。
4. 寄り添いと安心
Sense of Security
お母さんが母乳育児やその他のことで助けが必要なときは、いつでもお母さんにあったアドバイスができるよう努めています。
5. 医学的適応
Medical Indications
赤ちゃんには必要でない時に母乳以外の栄養や水分は与えません。また、特別な場合(赤ちゃんの体重を積極的に増やすべき場合や、お母さんの乳房にとってメリットがある時)でも、お母さんの同意なく糖水や人工乳、人工の乳首を使うことはありません。
6. 母乳代替品に関する国際規準(WHOコード)
Marketing of Breastmilk Substitutes(WHO:1981)
ミルク会社の販売促進を目的とした調乳指導や退院時のミルクなどのおみやげはお渡ししておりません。
7. 楽しい育児
Activities
子育て支援サークル”こあらっこ”を月1回開催し、お母さんをサポートしています。
8. 知識と技術の習熟
Skills
私たちは、多くのお母さんが母乳で楽しく育児をしていけるように支援するため、技術習熟に努めています。
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